マッチングアプリで本名を知られたくない場合はどうする?

マッチングアプリで本名を知られたくない場合はどうする?

マッチングアプリで本名を知られたくない場合は、登録名やプロフィール名にニックネームを使い、個人を特定できる情報を出しすぎないことが基本です。ただし、アプリによって登録名のルールや本人確認の方法が異なるため、利用規約に違反しない範囲で設定してください。完全に本名を知られないと保証する方法ではない点にも注意が必要です。

本名を知られたくないときに最初にすること

登録時やプロフィール編集時に、本名ではなく普段使っているニックネームを設定しましょう。相手に表示される名前と、本人確認で提出する情報は別に扱われるアプリもありますが、表示名に本名を使ってよいかはサービスごとに異なります。

  • プロフィールの表示名をニックネームにする
  • 本名と同じ文字を含むメールアドレスやSNSの名前を公開しない
  • 本名の一部、勤務先、学校名などを組み合わせない
  • 本人確認書類の情報をプロフィールやメッセージで送らない

ニックネームは、友人や過去の知人が見ても本名を推測しにくいものを選ぶと安心です。本名の頭文字、誕生日、勤務先で呼ばれている名前などは、個人の特定につながることがあります。

プロフィール写真や自己紹介から本名を特定されないための対策

本名を伏せても、写真や自己紹介の情報を組み合わせて特定されることがあります。プロフィールには、必要以上に生活圏や所属先が分かる情報を載せないようにしましょう。

  • 勤務先、学校名、部署名を具体的に書かない
  • 最寄り駅や自宅周辺の店を詳しく書かない
  • 名札、社員証、制服、学校名が写った写真を使わない
  • 自宅の外観、部屋の窓から見える景色、車のナンバーを写さない
  • 他のSNSと同じ写真やユーザー名を使わない
  • 写真の位置情報が残っていないか確認する

特に、他のSNSでも使っている写真を画像検索されると、アカウントを結び付けられる可能性があります。マッチングアプリ専用の写真を用意すると、SNSとの特定につながる手がかりを減らせます。

他のSNSや連絡先とつなげない

本名を知られたくない場合は、マッチングアプリの相手に早い段階でSNSアカウントを教えないことが大切です。SNSの表示名、プロフィール写真、投稿内容から本名や勤務先が分かることがあります。

連絡先を交換する場合も、個人用のSNSや本名が表示されるサービスではなく、相手に表示される情報を確認できる手段を選びましょう。電話番号を使うサービスでは、相手に登録名やプロフィール写真が表示される場合があるため、交換前に公開範囲を確認してください。

アプリの設定で確認する項目

アプリによっては、知り合いにプロフィールを表示しにくくする機能や、オンライン状態を隠す機能があります。ただし、機能名や提供条件はサービスごとに異なるため、アプリ内のプライバシー設定と利用規約を確認してください。

  • プロフィールの公開範囲
  • 名前の表示方法
  • 電話帳や連絡先との連携設定
  • 位置情報の利用設定
  • オンライン状態や最終ログインの表示
  • 検索やおすすめ表示に関する設定
  • 相手をブロックした場合の表示

連絡先の同期を利用している場合、知人への表示を避けられる仕組みがあっても、すべての特定リスクがなくなるとは限りません。複数のアプリやSNSで同じ写真、年齢、居住地、趣味を使っている場合は、別の手がかりから見つかる可能性があります。

相手から本名を聞かれたときの対応

信頼関係ができる前に本名を伝える必要はありません。答えたくない場合は、「もう少しやり取りしてから伝えたいです」「アプリではニックネームで呼んでください」と伝えて問題ありません。

本名を急かしたり、教えないことを理由に怒ったり、本人確認書類や勤務先の情報を求めたりする相手には注意が必要です。相手の要求に応じるより、メッセージを保存したうえでブロックや通報を検討しましょう。

本名を伝えてもよいか判断するポイント

本名を伝える時期に決まりはありません。次の点を確認し、少しでも不安があるなら伝えない判断で構いません。

  • 会話の内容や態度に不自然な点がないか
  • 個人情報を繰り返し聞かれていないか
  • 断ったときに相手が尊重してくれるか
  • アプリ外の連絡先交換を急かされていないか
  • 実際に会う場合の場所や時間を安全に決められるか

初めて会う場合は、昼間の人目がある場所を選び、自宅や勤務先を教えないようにします。本名を伝える場合でも、住所、勤務先の詳細、家族構成などを同時に伝えないことが重要です。

本名を知られてしまった、または不安を感じる場合

相手に本名を知られた可能性があるだけで、直ちに被害が起きるとは限りません。ただし、勤務先や住所、SNSなど複数の情報まで知られている場合は、相手との連絡を続けず、記録を残して対処します。

  1. 相手とのメッセージ、プロフィール、要求内容をスクリーンショットで保存する
  2. アプリ内の通報機能で状況を報告する
  3. 相手をブロックし、必要に応じてSNSや連絡先の公開範囲も変更する
  4. 脅迫、つきまとい、金銭要求などがある場合は、警察や身近な相談窓口に相談する

削除やブロックを先にすると、相手の情報やメッセージを確認できなくなる場合があります。危険を感じる内容があるときは、まず証拠を保存してください。

マッチングアプリで本名を知られたくない場合の要点

表示名はニックネームにし、写真・勤務先・居住地・SNSなどを組み合わせて特定されないようにします。連絡先の同期や公開範囲も確認し、信頼できるまで本名を伝える必要はありません。

本名を教えないことを責めたり、個人情報の提供を急かしたりする相手とはやり取りを中止しましょう。最初に行うことは、プロフィール名と写真を見直し、アプリのプライバシー設定を確認することです。