マッチングアプリのプロフィールには、個人を特定できる情報を書かないほうが安全です。本名、勤務先の詳しい情報、最寄り駅、住所、電話番号などを組み合わせると、知らない相手から生活圏や身元を推測されるおそれがあります。
一方で、年齢層、趣味、休日の過ごし方など、個人を特定しにくい内容まで隠す必要はありません。プロフィールでは「人柄は伝えるが、身元や生活場所は特定させない」書き方を意識しましょう。
プロフィールに書かないほうがいい個人情報
次の情報は、プロフィールに公開したり、最初の段階で相手に詳しく伝えたりしないほうがよい情報です。
- 本名やフルネーム
- 自宅の住所、建物名、部屋番号
- 最寄り駅や最寄りのバス停
- 勤務先や学校の正式名称
- 部署名、役職、勤務先の詳しい所在地
- 電話番号や個人用メールアドレス
- 誕生日の年月日
- 毎週の行動時間や通勤・通学ルート
- よく行く店、ジム、病院などを特定できる情報
- SNSアカウントや、他のサービスと同じユーザー名
- 顔や自宅、勤務先が写った写真
一つひとつは特定につながらないように見える情報でも、複数を組み合わせると本人を推測されることがあります。たとえば「会社員」「○○駅が最寄り」「毎週火曜の夜に特定のジムへ行く」という情報から、生活圏や勤務先を絞り込まれる可能性があります。
書いてもよい情報と、ぼかしたほうがよい情報
プロフィールには、相手が共通点を見つけやすい情報を、個人が特定されない範囲で書くとよいでしょう。
| 情報 | 書き方の例 | 注意点 |
|---|---|---|
| 居住地 | 東京都、関西、都内東側など | 市区町村や最寄り駅まで絞らない |
| 仕事 | 営業、事務、IT関係など | 会社名、支店名、詳しい業務内容を出さない |
| 年齢 | アプリに設定した年齢 | 生年月日や誕生日を公開しない |
| 休日 | 土日休み、シフト制など | 毎週の予定や外出先まで書かない |
| 趣味 | 映画、料理、旅行など | 自宅や行きつけの場所が分かる内容は避ける |
居住地や仕事は、範囲を広くするほど特定されにくくなります。必要以上に詳しく書かず、マッチング後の会話で信頼関係を見ながら伝えるのが基本です。
プロフィール写真にも個人情報が含まれる
個人情報は文字だけではありません。写真の背景や持ち物から、勤務先や自宅周辺を推測されることがあります。
- 会社名や学校名が入った看板・制服が写っている
- 自宅の表札、郵便物、マンション名が写っている
- 駅名や店舗名が分かる場所で撮影している
- 車のナンバープレートが見えている
- 子どもの顔や家族の情報が写っている
- 位置情報が付いた写真をそのまま使用している
プロフィール写真を設定する前に、背景や画像の細部を拡大して確認してください。自宅や職場の近くで撮った写真ではなく、場所を特定しにくい背景の写真を選ぶと安心です。
プロフィールを書くときの確認手順
公開前に、次の順番で確認すると、個人を特定される情報を減らせます。
- 名前を確認する。本名、普段使っているSNSの名前、他のサービスと同じユーザー名が入っていないか確認します。
- 場所を確認する。住所、最寄り駅、勤務先や学校の所在地、よく行く店が特定できる内容を削除します。
- 予定を確認する。毎週の行動時間、通勤日、帰宅時間など、生活パターンが分かる表現を避けます。
- 写真を確認する。背景、看板、制服、車のナンバー、表札などが写っていないか確認します。
- 第三者の視点で読み直す。プロフィールを組み合わせたときに、住んでいる場所や働いている場所を推測できないか確認します。
プロフィール文の安全な書き方
安全性を意識する場合でも、趣味や目的を書けば人柄は伝えられます。たとえば、次のように具体的な場所や勤務先を省いて書きます。
「休日は映画を観たり、カフェでゆっくり過ごしたりしています。まずはメッセージで趣味の話ができるとうれしいです。仲良くなったら、昼間に人の多い場所でお会いできればと思っています。」
反対に、「○○駅の近くに住んでいます」「○○社の本社で働いています」「毎週金曜の夜に○○店にいます」といった書き方は、生活圏や行動パターンを絞り込まれやすいため避けましょう。
マッチング後もすぐに個人情報を渡さない
プロフィールで公開していなくても、マッチング後の会話で個人情報を急いで伝える必要はありません。相手が親切に見えても、次の情報は信頼関係ができるまで伏せておくのが無難です。
- 本名や自宅の詳しい場所
- 勤務先や学校の正式名称
- 電話番号や個人用メールアドレス
- 他のSNSアカウント
- 一人暮らしかどうか
- 勤務時間や帰宅時間
外部のSNSや連絡先への移動を早く求められたり、住所や勤務先を何度も聞かれたりする場合は注意が必要です。答えたくない質問には答えず、必要に応じてブロックやアプリの通報機能を利用してください。
初めて会うときに伝える情報も最小限にする
初回の対面では、自宅や職場の近くではなく、人目があり帰りやすい場所を選びましょう。待ち合わせ場所は、駅名だけでなく、店内や人の多い共有スペースなど、相手に自宅までの経路を推測されにくい場所が適しています。
会う前に本名や住所を伝えることは必須ではありません。相手の態度に不安を感じた場合は、会う予定を取りやめても問題ありません。
マッチングアプリのプロフィールで個人情報を守るポイント
プロフィールでは、趣味や人柄は書き、本人を特定できる情報は書かないことが基本です。特に、本名、住所、最寄り駅、勤務先の正式名称、連絡先、生活パターンは公開を避けましょう。
公開前には文章だけでなく写真の背景も確認し、マッチング後も信頼できると判断するまでは詳しい情報を渡さないでください。







