マッチングアプリのパスワードは、ほかのサービスと使い回さないでください。別のサイトで漏れたメールアドレスとパスワードの組み合わせを使って、不正ログインを試みる「パスワードリスト攻撃」の対象になるおそれがあるためです。
マッチングアプリごとに異なるパスワードを設定し、可能ならパスワード管理アプリと2段階認証も利用しましょう。
マッチングアプリのパスワードを使い回さないほうがよい理由
パスワードを使い回すと、1つのサービスから情報が漏れたとき、同じメールアドレスとパスワードでマッチングアプリにもログインされる可能性があります。
不正ログインされると、次のような被害につながることがあります。
- プロフィールや写真、メッセージの閲覧
- 本人になりすましたメッセージの送信
- 登録したメールアドレスや電話番号などの確認
- 有料プランやポイントなどの不正利用
- アカウントを使った詐欺や勧誘
マッチングアプリには、個人の写真や会話など、他人に見られたくない情報を登録することがあります。そのため、無料のサービスであっても、ほかのサイトと同じパスワードを使うのは避けるべきです。
安全性を高めるパスワードの設定方法
基本は、サービスごとに異なる、推測されにくいパスワードを設定することです。次の条件を満たすほど、不正ログインへの対策になります。
- ほかのサービスで使っていない
- 名前、生年月日、電話番号などを含めない
- 短すぎる単語や、単純な数字の並びにしない
- サービス名やメールアドレスの一部を入れない
- 複数の単語を組み合わせる場合も、他サービスと同じものにしない
アプリが対応している場合は、自分で考えた短いパスワードより、パスワード管理アプリで生成したランダムな文字列を使う方法が適しています。覚えられないパスワードは、管理アプリに保存して自分で使い回さないことが大切です。
すでにパスワードを使い回している場合の対処法
すでに同じパスワードを使っている場合は、次の順番で変更してください。特に、メールアカウントと決済に関わるサービスを優先します。
- マッチングアプリにログインし、ほかで使っていない新しいパスワードへ変更する。
- 同じパスワードを使っているメール、SNS、通販、金融関連のサービスも、それぞれ別のパスワードへ変更する。
- マッチングアプリとメールアカウントで、ログイン履歴や登録端末を確認する。
- 身に覚えのない端末やログインがあれば、すべての端末からログアウトする機能を使う。
- 2段階認証やログイン通知に対応していれば有効にする。
パスワードを変更できない、知らない端末からのログインが続くなどの場合は、アプリの公式サポートへ連絡してください。相手とのやり取りで送った個人情報や画像に不安がある場合は、追加で情報を送らず、やり取りの記録を保存しておきます。
GoogleやAppleのアカウントで登録した場合はどうする?
マッチングアプリにGoogleやAppleなどのアカウントでログインしている場合、アプリ専用のパスワードを設定していないことがあります。この場合は、連携先のGoogleアカウントやApple Accountのパスワードを使い回さないことが重要です。
連携先のアカウントに不正ログインされると、マッチングアプリ以外の情報にも影響する可能性があります。連携先のアカウントには、固有の強いパスワードを設定し、2段階認証を有効にしてください。
2段階認証を設定しても使い回しは避ける
2段階認証は、パスワードに加えて確認コードなどを求める仕組みです。不正ログインの防止に役立ちますが、パスワードの使い回しを安全にするものではありません。
確認コードをだまし取られたり、メールアカウント自体に不正ログインされたりする可能性もあるため、固有のパスワードと2段階認証を組み合わせるのが基本です。
マッチングアプリのパスワードは使い回さないのが正解
マッチングアプリのパスワードは、ほかのサービスと使い回さないでください。サービスごとに別のパスワードを設定し、パスワード管理アプリで管理すると、覚える負担を減らしながら対策できます。
すでに使い回している場合は、まずマッチングアプリとメールアカウントのパスワードを変更し、ログイン履歴と登録端末を確認してください。







