マッチングアプリで収入証明を確認する方法は、アプリ内の「収入証明済み」「年収証明」などの認証表示を確認し、必要なら本人に提出済みの書類の種類や確認範囲を聞くことです。ただし、すべてのアプリに収入証明機能があるわけではなく、プロフィールの年収欄だけでは収入が確認済みとは判断できません。
まずプロフィールの「収入証明済み」表示を確認する
収入の確実性を重視するなら、プロフィールに年収額が書かれているかではなく、運営会社による証明書の確認が済んでいるかを見ます。
- 「収入証明済み」「年収証明提出済み」などの認証マーク
- 証明書を提出した年月や有効期間
- どの収入区分を確認した表示なのか
- 認証の対象が本人確認だけになっていないか
本人確認済みの表示は、本人確認書類と登録者の情報を確認したことを示すものです。本人確認済みでも、年収が証明されたとは限りません。収入証明の有無は、アプリ内の認証項目やヘルプで別に確認してください。
アプリ内の収入証明機能を確認する手順
- 相手のプロフィールを開く:年収欄の近くに、収入証明や年収証明のマークがあるか確認します。
- 認証マークの説明を開く:マークをタップして、運営がどの書類を確認したのか、年収額そのものを確認しているのかを読みます。
- アプリのヘルプで対象書類を確認する:「収入証明」「年収証明」「証明書提出」などの項目を検索します。
- 表示の対象期間を確認する:書類がいつの収入を示すものか、現在の収入と一致するとは限らないかを確認します。
- 不明点があれば運営に問い合わせる:認証の意味や表示条件はアプリごとに異なるため、公式の問い合わせ窓口で確認します。
認証マークが見当たらない場合は、「収入がない」「年収が虚偽」とは判断できません。そのアプリに収入証明機能がない、相手が提出していない、対象条件を満たしていないなど、複数の可能性があります。
本人に収入証明を確認するときの聞き方
アプリに認証表示がない場合は、交際や結婚を考える段階で、相手に無理のない範囲で確認します。いきなり書類の画像を求めるより、確認したい理由と範囲を伝えるほうが適切です。
たとえば、次のように聞けます。
- 「将来の生活設計を考えたいので、年収はどの書類で確認できるものか教えてもらえますか」
- 「アプリの年収証明は提出していますか。証明済みかどうかだけ確認したいです」
- 「個人情報が見えないようにした書類で、年収の部分だけ確認する方法は可能ですか」
相手が書類を見せる場合でも、マイナンバー、住所、勤務先の詳細、口座番号など、確認に不要な情報まで共有する必要はありません。画像を保存したり、第三者へ送ったりしないことも大切です。
収入を確認できる主な書類
収入を示す書類には複数の種類があり、雇用形態や働き方によって適した書類が異なります。書類名だけでなく、どの期間の、どの種類の収入を示しているかを確認してください。
| 書類の例 | 確認できる内容 | 注意点 |
|---|---|---|
| 源泉徴収票 | 会社員などの年間の給与収入 | 通常は過去の年分であり、現在の給与額と異なる場合があります |
| 課税証明書・所得証明書 | 自治体が把握する所得や課税内容 | 対象年度や発行時期を確認する必要があります |
| 給与明細 | 一定期間の給与や手取り額 | 1か月分だけでは年間収入を確定できません |
| 確定申告書の控え | 個人事業主などが申告した所得や収入 | 売上、所得、手取りは同じ意味ではありません |
個人事業主や副業をしている人は、売上から経費を差し引いた「所得」と、会社員の「給与収入」が異なることがあります。年収の数字だけで比較せず、何を含む金額なのかを確認しましょう。
プロフィールの年収と収入証明は別物
プロフィールにある年収は、本人が入力した自己申告の情報である場合があります。運営による書類確認がない限り、数字の正確さは保証されません。
| 表示や情報 | 分かること | 分からないこと |
|---|---|---|
| 年収のプロフィール欄 | 本人が登録した年収の申告内容 | 書類で確認済みか、現在も同じ収入か |
| 本人確認済み | 本人確認手続きが行われたこと | 年収や勤務先の正確さ |
| 収入証明済み | アプリ所定の方法で書類確認を受けたこと | 将来の収入、資産、返済能力など |
したがって、年収の数字が高いことだけを理由に、経済的に余裕がある、借金がない、結婚後も同じ収入が続くと判断することはできません。
収入証明を求めるときの注意点
収入確認は相手のプライバシーに関わるため、必要な範囲にとどめます。特に、次のような依頼には注意が必要です。
- マイナンバーカードや運転免許証の画像を送るよう求める
- 口座番号、暗証番号、クレジットカード情報を聞く
- 収入証明を理由に、保証金や手数料の支払いを求める
- アプリ外の不審なサイトへ誘導する
- 書類を見せないことを理由に、急いで送金や契約を迫る
収入証明の確認と、金銭の貸し借りや投資の勧誘は別の問題です。相手の年収が証明済みでも、送金してよい根拠にはなりません。不審に感じた場合は、やり取りを続けず、アプリの通報機能や運営窓口を利用してください。
確認できない場合の判断
収入証明を確認できるかどうかは、アプリの機能と相手の対応によって決まります。確認できない場合は、次のように分けて考えると判断しやすくなります。
- アプリに認証機能があり、収入証明済みと表示されている:認証の対象書類と対象期間を確認する
- アプリに認証機能はあるが、表示がない:未提出なのか、表示対象外なのかを本人または運営に確認する
- アプリに収入証明機能がない:プロフィールの年収は自己申告として扱い、必要なら交際を進める段階で話し合う
- 相手が確認を拒否する:拒否だけで虚偽とは断定せず、結婚や同居など重要な判断を急がない
- 書類や説明に不自然な点がある:個人情報を受け取らず、運営への相談や関係の見直しを検討する
収入証明は、相手を評価するためだけでなく、将来の生活費、住居費、借入れ、働き方などを話し合うきっかけとして使うものです。結婚や同居を考える場合は、年収の数字だけでなく、収入の安定性、支出、借入れ、生活費の分担も確認してください。
最初に行うことは、相手のプロフィールで「収入証明済み」と「本人確認済み」を分けて確認することです。証明表示がなければ、年収は自己申告の可能性を前提にし、個人情報を守りながら必要な範囲で本人や運営に確認しましょう。







