マッチングアプリで会う前は、相手の人柄だけでなく、本人確認の有無、会う目的、日時・場所、安全面を確認しておきましょう。特に初対面では、昼間の人目がある場所で短時間会い、個人情報やお金の要求がないかを確認することが大切です。
会う前に確認しておきたい7つのこと
1. 相手が本人確認を済ませているか
プロフィールの写真や自己紹介だけでは、相手の身元や経歴が本当か判断できません。アプリに本人確認機能がある場合は、相手が確認を済ませているかをチェックしましょう。
ただし、本人確認済みであっても、誠実な相手であることや、プロフィールの内容がすべて正しいことまで保証されるわけではありません。本人確認の対象が何かも、アプリの案内で確認しておくと安心です。
2. 会う目的や関係への希望が合っているか
「まずは気軽に会いたい」「恋人を探している」「結婚を前提に考えている」など、会う目的が大きく違うと、会った後にトラブルになりやすくなります。
次のような点を、メッセージで無理のない範囲で確認しておきましょう。
- どのような関係を希望しているか
- 初回は食事やお茶など、どの程度の時間を考えているか
- 恋人探し、友人探しなど、利用目的に違いがないか
- 喫煙や飲酒など、会う際に気になる習慣があるか
相手の答えが曖昧でも、すぐに問題とは限りません。ただし、質問をはぐらかしたり、こちらの希望を無視して予定を決めたりする場合は、会うかどうかを慎重に判断しましょう。
3. 写真と実際の印象に大きな差がないか
写真の撮影時期や加工の有無を、必要に応じて確認しましょう。最近の写真か、顔や雰囲気が分かる写真があるかを聞く方法もあります。
写真の交換を断っただけで、相手に問題があるとは断定できません。一方で、プロフィール写真と大きく異なる写真を送ってきたり、ビデオ通話や自然な会話を何度も避けたりする場合は、会う前に再検討したほうがよいでしょう。
4. 日時・場所・待ち合わせ方法
初めて会うときは、昼間の時間帯、駅から近い飲食店など、人目があり出入りしやすい場所が向いています。個室、相手の自宅、ホテル、車の中など、すぐに離れにくい場所は避けましょう。
次の項目を事前に決めておくと、当日の行き違いを減らせます。
- 待ち合わせ日時
- 駅名や店舗名など、具体的な場所
- 待ち合わせ場所の目印
- 会う予定の時間と解散時間の目安
- 遅刻や連絡が取れない場合の対応
「会ってから場所を決める」と言われた場合は、初対面でも安心できる場所を自分から提案しましょう。店名まで決めるのが難しければ、駅構内の分かりやすい場所で合流し、近くの公共性の高い店舗へ移動する方法もあります。
5. 支払い方法や費用
食事やカフェを利用する場合は、支払い方法を事前に確認しておくと気まずさを減らせます。「割り勘にする」「それぞれが自分の分を払う」など、希望を伝えて構いません。
初対面で、高額な食事代や会費、商品購入費を求められる場合は注意が必要です。会う前から、投資、情報商材、ネットワークビジネス、仮想通貨などへの勧誘がある場合も、会う必要性を慎重に考えましょう。
お金を貸す、立て替える、送金する、契約や購入を求められるといった話が出た場合は、相手との関係にかかわらず応じないことが基本です。
6. 連絡手段と緊急時の連絡先
会う前から、アプリ外の連絡先へ移ることを急かされる場合があります。連絡先を交換するかどうかは自分で決め、電話番号、勤務先、住所などを無理に教えないようにしましょう。
初対面で会うことを家族や友人に伝え、次の情報を共有しておくと、連絡が取れなくなったときに状況を説明できます。
- 相手のアプリ上の表示名
- 会う日時と場所
- 相手のプロフィール画面やメッセージの記録
- 帰宅予定時刻
可能であれば、決めた時刻に「今から帰る」と連絡する、一定時間ごとに連絡するなど、自分と友人の間でルールを決めておきましょう。
7. 断るときに相手がどう反応するか
安全面では、相手がこちらの意思を尊重するかどうかが重要です。予定の変更、店の変更、飲酒の有無、身体的な距離などについて、断ったときの反応を見ておきましょう。
次のような反応が続く場合は、会うのをやめたり、やり取りを終了したりして構いません。
- 断ると怒る、責める、脅す
- 会う場所を人目のない場所へ変更しようとする
- 返信や通話を強く要求する
- 個人情報や写真をしつこく求める
- お金や契約、別のサービスへの登録を求める
- プロフィールや話の内容に不自然な矛盾がある
初対面で会うときの安全な決め方
初回は、相手を見極めることを目的に、短時間で終えられる予定にすると判断しやすくなります。次の順番で決めると、相手の反応も確認できます。
- 昼間のカフェや飲食店など、自分が安心できる場所を提案する
- 1時間から2時間程度など、終了時刻をあらかじめ伝える
- 現地集合・現地解散にする
- 友人や家族に予定を共有する
- 当日は自分の飲み物や荷物を管理する
- 違和感があれば、予定時間より早く帰る
「少しだけ会う」予定でも、帰宅方法や交通手段は自分で確保しておきましょう。相手の車に乗る、相手の自宅へ行く、知らない場所へ移動することは、相手を十分に信頼できるまでは避けるのが無難です。
会う前にビデオ通話をするべき?
ビデオ通話は、会う前に相手の話し方や雰囲気を確認する方法の一つです。ただし、ビデオ通話をしたからといって、相手の身元や目的を完全に確認できるわけではありません。
利用する場合は、短時間の通話にして、住所や勤務先などの個人情報を画面に映さないようにします。通話を断ったことだけで相手を危険だと決めつける必要はありませんが、本人確認につながる自然なやり取りを一貫して避ける場合は、会う判断を急がないようにしましょう。
会うのをやめたほうがよいケース
次のような場合は、約束を取り消しても問題ありません。
- 会う直前に、人目のない場所や相手の自宅へ変更された
- プロフィールや年齢、仕事などの説明が大きく変わった
- 高額な支払い、送金、契約を求められた
- 断っているのに連絡や接触をやめない
- 相手と会うことに、理由を説明しにくい強い不安がある
断る際は、詳しい理由を説明する必要はありません。「今回は会うのをやめます」と伝え、必要に応じて相手をブロックし、アプリの通報機能を利用します。脅迫やつきまといなど身の危険を感じる場合は、周囲の人や警察などに相談してください。
会う前の最終チェックリスト
- 相手の本人確認状況を確認した
- 会う目的や希望する関係が大きく違わない
- 日時・場所・解散時刻が決まっている
- 人目があり、離れやすい場所を選んだ
- 支払い方法を想定している
- 友人や家族に予定を共有した
- 帰宅手段を自分で確保している
- お金や個人情報を求められていない
- 断ったときに相手が意思を尊重している
マッチングアプリで会う前は、プロフィールだけで判断せず、目的、予定、場所、安全面、相手が断りを尊重するかを確認しましょう。少しでも不安が残る場合は、会う日を延期する、ビデオ通話にする、約束を取り消すという判断もできます。







